大気と海のフロンティア

気象学の研究を行っている大学院生が様々な「フロンティア」に進むためのブログ

気象学会秋季大会 in 福岡

10/21〜23に福岡国際会議場で開催された気象学会秋季大会に参加しました.

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今回は「気候システム」というセッションにて発表を行いました.

発表時間が6分と短かったこともありますが,言いたいことを裏付ける証拠が不十分かつ話の流れが分かりにくかったため伝わっていない様子でした.あれこれ解析するのも良いけれど,まとまった話の流れになるような解析を進めていかなければと思いました.

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学会賞受賞記念講演では賞の数が増えたため多くの方の発表を聞くことができました.

特に印象に残ったのは一般の定期航路に就航しているJAL航空機にCO2濃度計測機器を取り付け毎日観測を行う「COTRAILプロジェクト」に携わった町田敏暢さん(環境研)の発表(堀内賞「航空機を用いた温室効果気体のグローバル変動の観測とその解析」)でした.

出張でJAL機に乗る機会は多いのですがそのような観測が行われていたことは知りませんでした.民間航空機を使って長期間観測を行うというのは会社の理解がないと簡単にはできないですし,今後も新たな機材に取り付け観測を継続するとのことだったので関係者の皆さんの尽力に頭が下がる思いでした. このような地道な観測データは他の方法では取得できない大変貴重なもので,JALが研究機関と連携して観測を行っていることをもっと世の中に知ってもらい,日本だけでなく世界中に幅広い設備を持った民間会社と連携した観測の動きが広がることを期待したいと思いました.

 

また,食事ではラーメンやもつ鍋も十分堪能してお腹も満足の学会でした.

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