大気と海のフロンティア

気象学の研究を行っている大学院生が様々な「フロンティア」に進むためのブログ

海洋学会秋季大会 in 長崎

9/14~16に長崎大文教キャンパスで開催された日本海洋学会2014年度秋季大会に参加しました.

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最近,熱帯域の大気海洋変動に着目しているのでその関連の発表が気になりました.

・東塚知己さん(東大)「海面水温ナッジング法によるインド洋熱帯域の海洋上層畜熱量の初期化」
・片岡崇人さん(東大)「ENSOとは独立な気候変動現象としてのニンガルー・ニーニョ」
・土井威志さん(JAMSTEC)「ニンガルーニーニョ域での降水量の予測可能性が1990年代後半から劇的に変化している」
熱帯域の大気海洋相互作用としてインド洋ダイポールモードやニンガルーニーニョについて学ぶことができました.海面水温と対流圏対流活動との相関を計算するときはどの現象を見ているのか注意する必要があるということが分かりました.海面水温が高いと対流活動が活発になるというシナリオがある一方,対流活動が活発になることで降水量が増加し,その結果対流活動が不活発になるというシナリオもあります.相関を計算するときの基本ですが,どのような現象を見ているのか今一度確認したいものです.


また新たな試みとして基調講演の時間がありました.
見延庄士郎先生(北大)が「海洋物理学のフロンティアと未来への試み」というタイトルで発表されました.
見延先生はいつも面白い発表をされるので今回も楽しみにしていました.ご自身の研究への考え方,若い方に期待しているというメッセージに強く励まされました.
また生物系の研究者の方や造船会社の方の発表もあり,普段聞くことができない分野を分かりやすく聞くことができました.
たまにはこのような試みがあっても良いと思いました.

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私も大気海洋相互作用セッションで発表しました.
解析手法の説明が分かりにくかったため,内容をあまり理解してもらえなかったようです.
短い時間で理解してもらえる工夫が必要だと感じました.

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懇親会は小高い山にあるホテルで行われました.
刺身や皿うどんなどの料理の他,龍踊り,景品の抽選会など様々なイベントで今までにない盛り上がりで存分に楽しむことができました.

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最後に長崎大の後輩に連れて行ってもらった長崎らしいものが味わえるお店を紹介します.

トルコライス(フラワーメイト)

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ちゃんぽん(有華飯店)f:id:yuta_ando:20140915122137j:plain